エクアドルのGuayaquil(グアヤキル)から36時間におよぶバス移動を経て、
ペルーのPuno(プーノ)にやってきた。
世界最高所(3827m)にある湖、Titicaca湖の街。
Titicacaとは、「灰色のプーマ」という意味なのだとか。

ティティカカ湖に浮かぶ「葦」でできたウロス島、
段々畑がうつくしい太陽の島に上陸。

ウロス島は女系社会。鮮やかな服を着た女性達が迎え入れてくれた。
葦を乾燥させてブロック状にしたものをつなぎ合わせただけの島。
おうちも葦で出来ている。かわいい。
























ここで、久しぶりに日本人と会話した。
サラリーマンをしながらバックパッカーをしている青年で、
夜は一緒にChifa(中華料理)でディナー。
ビールで乾杯。

その夜、宿にもどってから原因不明の激しい頭痛に襲われた。
たぶん、標高が高いところで酒飲んだからだなー。
高山病の症状はいままでまったく出ていなかったわたしだったけど、
それ以降、高所での飲酒は注意するようになった。。。


"ECUADOR(エクアドル)"は、スペイン語で「赤道」を意味し、
地図を見ると、その名のとおり、赤道がこの国を貫いている。

そんな国の、さらに正確な赤道ポイントは、
Mitad del Mundo(地球の真ん中)と呼ばれており、
Quito中心部からバスで1時間のところにある。
「赤道記念碑」というのが有名で、
ここでみんな記念撮影をしたりするのだが、
じつは、この大きなモニュメント、実際の赤道からは少し離れたところに建っている。

本物の緯度0°00'00"ポイントは、
Inti-nan(インティニャン)という赤道博物館の中。
わたしゃ当然、記念碑よりも、Inti-nanを選んださ。



博物館というか、古代遺跡を再現したような、屋外施設。
赤道に関する資料だけでなく、インカ時代の人々の生活を知ることができたりと、
科学と歴史の両方の要素をもつ、おもしろいコンセプトのミュージアム。



ここが、赤道ライン!


重力に関する色々な実験を見せてくれるのだが、
いちばん興味深かったのが、「渦」の実験。



流しやお風呂の栓を抜いたとき、北半球と、南半球では、渦の向きが変わる。
これは知ってる人多いかな。
実験で実証してくれたのだけど、北半球では、渦が右回り、
そして、赤道をまたいで、ほんの少しだけ、
南半球側に流しをずらすと、左回りになる。(台風の向きもそうらしい)

さて、ここで問題です。

赤道の緯度0°00'00"ポイントでは、
渦はどうなるでしょうか???




ぷっ  ぷっ  ぷっ  ぽーん





正解は、





「渦がおきずに、垂直に水が落ちる」




でした!



この実験はシンプルでおもしろかった。

他にも、赤道だと卵が立つとか、
赤道上だと、目をつぶってまっすぐ歩きにくくなる など、
「?」を「!」に変えてくれる、
小学生の気分で楽しめる実験がいろいろ。

つまり、遠心力と、引力の関係ね。

引力:地球の中心方向へ向かう
遠心力:地球の自転軸と垂直に向かう

赤道から離れれば離れるほど、引力と遠心力のずれが生じるから、
0°00'00"では卵が立ったり、流しの水が垂直に落ちるけど、
我々の住んでいるところ(日本)では、そんな現象は見られないってこと。


勉強になった〜!


ガイドの女の子が、かなりスペイン語なまりの英語で
一生懸命説明してくれたのも思い出に残っている。
「どぅー ゆぅー あんでるすたんど みぃ?」(Do you underdtand me?)と
自分の説明がちゃんと伝わっているか、
いちいち確認してくるのもかわいかったな〜。





[Quito, ECUADOR]

友人の友人である画家のArnoldの誘いで、Guaploという村の、祭りへ。
GuaploはQuito中心部からさほど離れていない、山あいの村で、
その、のどかで美しい環境から、
「アーティスト」の村として知られているらしい。





ダンス、大道芸人、仮装行列、屋台... まさにお祭り。
もういいだろ、って突っ込みたくなるくらいに、
村人はダンス踊りっぱなし。













そしてイベントのクライマックスは、「オレンジ投げ」
オレンジを大量に積み込んだ車から、こどもがそれを投げる。
投げ込まれたオレンジを受け取ると、いいことがあるんだとか。



みんな、必死です。
ひとつのオレンジをめぐって、大のおとなが、「おとなげない」争いを繰り広げたり。
その場で食べたり、落ちてたオレンジ踏んずけちゃったりで、
村中、オレンジくさい。

普段の日常を忘れて、明日のことも考えずに、
おとなも、こどもも、このときばかりは、みんながオレンジ捕りに没頭する。

このばかばかしさ、なんてすてきなんでしょう!
隣に居たおばちゃんからもらったオレンジにかぶりつきながら、
今日、ここに来れて本当によかったと思った。
ひとりじゃ、こんな小さな村の祭りなんて
間違いなく見つけられなかった。

Arnoldに感謝。

暗くなって、村中の灯りがともってキレイになる頃、
我々はGuaploを離れたが、また村人は飽きることなく踊り続けてた。

しかし、このエネルギーはどこからやってくるんだろう。。。




これは、一枚目の写真と同じところから撮ったもの。
昼間とはまた違った美しさ。


[Quito, ECUADOR]

キトの街は、大きく分けてNorte(北を意味する)呼ばれている新市街、
そしてCentro(中央を意味する)と呼ばれている旧市街がある。

宿やレストラン、モダンなカフェが集中しているNorteに対して、
Centroは、スペイン植民地時代に建てられた、
ヨーロッパ風の重厚な建物、特に教会がたくさん。
同じQuitoかと思うほど、雰囲気がガラリと変わる。


















遠くからでもゴシック式尖塔がひときわ目立つ、旧市街のシンボル的建物、
バシリカ教会(Iglesia de Basilica)の時計台のてっぺんに登ってみた。







人ひとり分の幅の、急なちゃちい階段(というかハシゴ)を登って行くのだが、
高所恐怖症でもないわたしも、さすがに足がすくんだ。
ここで事故が起こらないのが不思議なくらい、安全対策が手薄 笑。
でもここ(南米)だからオッケーというか、なんというか。

ここから落ちて塔の先っぽに串刺しになったらどうしよう...
とか、B級ホラーの見すぎみたいなことを考えてしまったり 笑。

「ひぃぃいい、こわいよ〜〜」
とか一人で変なこと想像してたら、カップル客がきて、
怖がっている彼女が彼にしがみついてる。
彼氏、「よし、オレにまかせろっ」ってな主張をするものの、
お前のほうがびびってんじゃないの〜?と思われるくらい、固い表情。

...なんて、それこそ映画のワンシーンみたいな光景にも遭遇したり。
男性諸君、ここ来れば彼女にいいとこ見せられるかも、ですぞ!


そんなこんなで、ようやく登頂。
てっぺんに辿り着いたときの空と、
眼下に広がっている旧市街の街並みは、忘れられないなあ。

薄暗い教会の中から、外に出たときの開放感と、
怖い思いをしてまで登りつめた達成感と...
ほんとに気持ちよかった!(でも真下を見下ろすとやっぱりコワイ)









[Otavalo, ECUADOR]

Quitoの中心部からバスに乗ってOtavalo(オタバロ)へ。
ここでは毎週土曜日に市場が開かれている。

Otavalo

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日本に持って帰りたい食材のひとつ、Mora(桑の実)のアイスキャンディー。
Moraは、エクアドルではポピュラーな果物で、ジュースにして飲む。味も色もカシスに似ているかな。
割り箸がかなり曲がった角度でささっているのも、ご愛嬌。
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色、人、におい、味....
日本人の自分にとってすべてが新鮮だけれども、
生活の見えてくるリアルさが、
自分との距離感をぐっと縮めるのだ。
かたちはどうであれ、みんな生きてる。

そんな当たり前でシンプルなことに
なぜだか、ジ〜ン.....

やっぱり市場大好き。

Otavalo 009

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